実は日本で一番多い「がんの死因」は…大腸がん!

「がん」と聞いて、何を思い浮かべますか?

胃がん?肺がん?それとも最近よく耳にする乳がんや膵がん?

実は今、日本人のがんによる死亡原因で最も多いのが 大腸がん なんです。

特にここ数年は、死亡数がじわじわと増加傾向にあります。

「え、大腸がんってそんなに多いの?」と思った方。

そうなんです。しかも、大腸がんは防げるがんなのに… というのがポイントです。

なぜこんなに増えているのか?

理由はシンプル。

食生活の欧米化と高齢化。この2つです。

脂っこい食事、肉中心、食物繊維不足、運動不足。

こういった生活スタイルは、腸にとってはかなり過酷な環境なんです。

しかも、日本は長寿国。

年齢が上がるほど大腸がんのリスクも高くなるので、当然患者数も増えていきます。

食事を変えれば防げるのか?

「食の欧米化が原因って言われても、今さら防げないじゃん…」って思いますよね。

でも、それは半分正解で、半分間違い。

生活習慣の改善ももちろん大事ですが、一番大きいのは“検査を受けること”です。

大腸がんは、内視鏡(大腸カメラ)でポリープの段階で発見・切除できるがんなんです。

つまり、「がんになる前に防げる」ってこと。

だからこそ、内視鏡検査を!

40歳を過ぎたら、何も症状がなくても一度は大腸カメラを受けておくのがオススメです。

実際に「え、こんなにポリープあったの!?」と驚かれる方、たくさんいます。

もちろん、怖い・不安・苦しそう…という声もよく聞きます。

でも最近の内視鏡はずいぶん進化していますし、当院でも鎮静剤を使ったラクな検査を行っています。

まとめ

大腸がんは、「検査を受けた人」から順番に救われていくがんです。

気になる方は、気軽にご相談くださいね。