下剤を飲まない大腸内視鏡

下部内視鏡の辛い点はズバリ下の2点です。

① 挿入の痛み

② 下剤を1-2ℓ飲む苦痛

①は適切な麻酔と丁寧な内視鏡操作をすることで痛みを感じずに行うことができます

麻酔下に行い、丁寧に挿入することで挿入時の痛みを軽快します

②についての工夫として当院では 上部内視鏡をまず麻酔下に入れ、下剤を十二指腸及び胃内に内視鏡下で入れることで下剤を飲まないで行える工夫をしております

上部内視鏡下に下剤を注入することで下剤を飲む苦痛をなくします

これまでに施行した患者様にも時間内にほとんどの患者様が前処置が終了して下部内視鏡を行えています

手順を確認すると

①寝た状態で胃カメラを入れ胃の中をしっかり観察

②胃カメラから下剤を胃、十二指腸に入れる

③胃カメラの麻酔から覚めて休んでいると1-2時間位で便意を感じ始め

④院内の下剤内服の患者様様トイレにてキレイになるまで排便

⑤寝た状態で大腸内視鏡

下部内視鏡は辛い…と敬遠している患者様も多いかと思いますが一度相談頂ければと思います