当院の下部内視鏡(大腸カメラ)の特徴

下部内視鏡検査では挿入時に痛みを伴うことがあります。
またポリープの切除には危険を伴う為、内視鏡施行医には十分な経験が必要になります。
当院では苦痛の少ない検査、精度の高い検査と安全な治療、そして 
患者様の状態や予定に合わせた検査を行う為下記の様な特徴があります。

苦痛の少ない検査・精度の高い検査の為の当院の特徴

  1. 内視鏡専門医による施行
  2. ウトウトしながらの検査
  3. 二酸化炭素ガスの使用
  4. ポリープが見つかれば、同日に切除
  5. オリンパス社製 ハイビジョン内視鏡

患者様の状態や予定に合わせた検査の為の当院の特徴

  1. 当院での下剤内服が可能
  2. 週末にも検査が可能
  3. 上・下部内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)同日の検査が可能

内視鏡専門医による施行

内視鏡専門医

内視鏡専門医であり、消化器外科医として20年以上内視鏡検査を行っていた経験から苦痛の少ない、精度の高い内視鏡を行います。
また、ポリープ切除には危険を伴います。当院の内視鏡は院長が丁寧な手技を心がけて行います。

ウトウトしながらの検査

ウトウトする薬のイメージ写真

検査前に、適切な鎮静剤の種類と投与量を決めていきます。
ウトウトした状態で検査を行うことが出来、挿入に伴う痛みのをあまり感じることなく検査することが出来ます。
※苦痛の少ない検査の為、なるべく鎮静剤の使用をお勧めしますが、希望されない方は使用せず行うことは可能です。

二酸化炭素ガスの使用

二酸化炭素ガス

内視鏡では空気を入れて腸管を広げながら検査を行います。当院では空気の代わりに医療用二酸化炭素を使用することで検査後の腹部の張りを軽減することが出来ます。

ポリープが見つかれば、同日に切除します

大腸ポリープのイメージイラスト

ポリープが見つかった場合、そのまま内視鏡的切除を行います。
切除に伴う痛みは特にありません。
同日治療することでポリープ切除のために改めて下剤を内服、下部内視鏡をする必要はありません。

オリンパス社製 ハイビジョン内視鏡

ハイビジョン内視鏡

限られた時間で、より精度の高い検査をするためにオリンパス社製のハイビジョン内視鏡を導入しました。
走査線と水平方向の画素数が大幅に増大したモニターと、ハイビジョン対応の高画質CCDとの組み合わせによって、飛躍的に鮮明な画像が得られるようになり、微細な粘膜構造の変化も観察しやすくなりました。

当院での下剤内服が可能

下剤内服コーナー

下剤内服を自宅ですることが『方法がよくわからない』『不安がある』という方には、専用の下剤内服のコーナーを設けています。
カーテンで仕切られており、また外来用とは別のトイレを用意しているのでプライバシーも守られ安心です。

週末にも検査が可能

9:00-14:00 
休診日:水曜・日曜・祝日
受付終了時間は平日初診の方は17:00、再診の方は17:30、土曜13:30となります。
診療時間
9:00-12:30 × ×
15:00-18:00 × × ×
内視鏡 × ×
日帰り手術 × ×

内視鏡検査をご希望の方はぜひご相談下さい。
葛飾区、江戸川区、足立区、荒川区、千葉県の一部などにお住まい、お勤めの方はぜひご相談ください。

上・下部内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)同日の検査が可能

内視鏡検査室

当院では、胃カメラと大腸カメラ検査を同日に行うことができます。 お仕事などの都合でなかなか時間がとれない患者様などはご相談下さい。
体へのご負担を考慮し高齢の患者様や、全身状態が不良な患者様はお勧めしません。

こんな症状の際に大腸カメラをお勧めします

  • 血便
  • 便通の異常(便秘、下痢)
  • 腹痛、膨満感
  • 貧血を指摘されている
  • 急な体重の減少
  • 健康診断・検診にて便潜血検査で異常を指摘された
  • 大腸ポリープや大腸がんを治療したことがある など

大腸カメラで発見される消化器系の病気について

  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • 炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎など)
  • 大腸憩室症(腸管の内壁の一部が外側に向かって袋状に飛び出した状態)
  • 虚血性腸炎 (大腸の血流障害によって大腸粘膜に炎症や潰瘍が生じ、突然の腹痛や下痢、下血をきたす疾患) など

下部内視鏡検査までの流れ

外来受診
外来にて状態確認、検査日予約、検査食の購入、下剤を処方、検査の説明、同意書取得。下剤は当院での内服も可、ネット予約の人も予約日の3日前までには外来受診して下さい。
前日 昼食・夕食は検査食をとります
当日朝~下剤内服開始
自宅で内服する場合
  1. 内服して排便がきれいになった後に来院して下さい
  2. 来院後準備室にて状態確認
  3. 鎮静剤の使用に関するカウンセリングを行い、鎮静剤の適切な使用量を決定します
当院で内服する場合
  1. 来院後 当日の最終状態確認
  2. 鎮静剤使用に関するカウンセリングを行い鎮静剤の最適な量を決定
  3. プライバシーに配慮した下剤の内服コーナーにて下剤の内服開始 排便がきれいになった時点でナースコールし、お知らせください
内視鏡室に入ります
  1. 点滴ルートを確保します
  2. 鎮静剤(ウトウトする薬)を投与
  3. 大腸内視鏡挿入
    検査時間は概ね10~20分程度になります
  4. 検査終了後 鎮静剤に対する拮抗薬(眠気を覚ます薬)を投与
  5. 検査室を退出
施行後
鎮静剤を使用した場合、1時間程度リカバリーチェアーにて休憩して頂きます。
帰宅前に医師の診察
簡単な説明をした後帰宅
ポリープ切除した患者様
翌日に電話にて状態確認
1週間後に結果説明の為外来受診